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【拡大特集】OFC/NFOEC2008
10Gbpsと集積技術に新規提案続出
展示会場ピックアップ
OFC/NFOEC2008は、2月24-28日の日程で米国カリフォルニア州サンディエゴのコンベンションセンタで行われた。
主催者OSAの発表によると、2008年のコンファランス投稿論文は18%増となり、33年のOFCの歴史で3番目に多い投稿数だった。
参加者は約12000人。170のセッションで800件の発表があった(PD:35、ポスターセッション:233、口頭発表:458、NFOEC:72。ポスターセッションの過半はAPACからの発表。北米60件、EU60件。APACは105件)。このうち、日本の研究機関からの発表は、約150件。北米の研究機関からの発表は約300件。
コンファランスでは、10Gbps関連の発表、集積デバイスに関する発表が一際目立った感がある。100Gbpsトランスポートを実現する技術として、光OFDMに注目している研究者が多いためか、OFDM関連のセッションは多かった。
100Gbpsに関しては、展示会場でも100Gbps DQPSK変調器、100GbpsCWDMトランスミッタなど、最先端の展示も見られたが、数は少ない。
【特集2】ダークファイバビジネスの現状
-FTTHからエンタープライズまで-
NTT 東日本は1月9日、今年4月以降に適用するダークファイバの1心あたりの接続料を総務省に申請した。今回の申請では、原稿の月額5,074円から月額 4,713円と、361円引き下げられる予定だ。この改定でFTTHの使用料金値下げ、さらには他通信事業者との競争が生まれ、FTTHサービス市場の活性化が期待される。
しかしながら、その引き下げ額の算定方式などについて、他のキャリアの中には懐疑的にとらえているところがあった。「もっと下げられるはずだ」という声を耳にすることも少なくなかった。
また、企業間・大学間などを結ぶデータ伝送路としてもダークファイバは用いられているが、心線のみを借りるよりは両端の設備まで一括して借りる、いわゆる専用線サービスとして提供されることのほうが多いようである。この背景には、自社で運用・管理などの煩雑な業務を避けたい、そこまで行える体力が無いなどの原因がある。
本特集では、こうした通信事業者のほか自治体や仲介業者など、FTTHに限らずダークファイバを取り扱う様々なプレイヤに取材を行い、マーケットの現状について話を伺った。
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ITEM NAME | OPTCOM 2008年3月号 |
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ITEM CODE | OPT200803-f~OPT200803-m |
PRICE | 1,395~16,744 円(税込) |