図1 LUNA Technologies Model OBR-4600画面
Luna TechnologiesのOBR-4600は、波長可変光源とMZ干渉計を用いて光の位相を直接検波することにより、OTDRのような高感度でリフレクトメータのような高空間分解能を両立させた製品。高感度・高分解能なので、コネクタアッセンブリ等で発生するマイクロベンドが発見できる。旧タイプのOBR4400より高速処理が可能で、スポットスキャン機能を用いると1秒で測定完了する。また、この製品に光スイッチとソフトウェアを繋げることでスキューを測定するソリューションも可能だ。空間分解能が10μの長さまで測定できる。このリフレクトメータのデッドゾーンが0なので、ダミーファイバを接続しないで測れるという利便性もある。
New Ridge TechnologiesのPMD SourceはDPSK/DP-QPSKおよびコヒーレントシステム等の分散耐力試験等に使える製品。特許取得済みの特徴的なコヒーレントPMD技術が使われており、再現性・安定性に優れた分散発生器となっている。また、LNベースの高速偏波コントローラ NRT-2500も分散耐力試験に必要な装置の1つである。
図3 HHIとの提携によるID Photonics Multi-Terabit Test Solution
ID Photonicsはドイツのメーカーで、ノキアで高速関連の研究をしていたエンジニアが在籍している技術力のある企業だ。ブースで見ることができた同社の製品は、線幅が<100kHzの狭線幅レーザ。出力可変:6.0dBm~16.0dBM。コンパクトサイズPMF対応。USB制御。ハイテック 営業部 河村氏は「多チャンネルでのコストメリットのある製品で、実績が増えている」と話す。ID Photonics はHHIと提携しており、34G AWGも扱っておりMulti-Terabit Test Solutionの提供も可能。