4月号の【見どころ】
今月号は「最近の廃棄物処理と資源リサイクル」を特集し、特設記事として「新エネルギー・省エネルギー技術」を紹介する。また牧野隆氏による「Makino Takashiの設計ノート-撹拌軸の危険回転数-」を新連載する。
・環境とエネルギー分野の体系化~上流対策と下流対策のベストミックス~(松村 眞氏)
「環境とエネルギーの分野は範囲が広いこともあり、全体の構成を示す「総論」がないままに膨大な各論があるといってよい。そこで、初めに環境対策の種類について述べ、全容を体系的に示す。最後に化学産業がこの分類体系に沿ってどのように環境保全に寄与しているか具体的に説明する。」
・資源循環のための次世代型分離プロセス(大和田 秀二氏)
「日本では近年、資源確保のために廃棄物を資源として利用するリサイクルが盛んに行われている。
本稿は廃棄物を固相のまま分ける物理選別技術について、最近当研究室において開発された内容を紹介する。」
・千葉市に見る廃棄物処理と資源リサイクルの現状(廣川 一男氏)
「廃棄物を有効にリサイクルすることは、資源小国の日本では大切な行為である。千葉市は廃棄物処理が非常に複雑で、事業遂行のための作業項目とその規模を理解できる内容をリストアップした紹介記事である。関係者は改善に役立てていただきたい。」
・超振動α―攪拌機と酸水素ガス(OHMASA-GAS)発生装置(中薗 豊氏)
「世界初の撹拌技術である、超振動撹拌技術を紹介する。また超振動撹拌技術条件下で水の電気分解を行なった結果得られたガスが、OHMASA-GASである。このガスはメッキ工程で通常頻出する水素爆発が全く起きなくなる。水素と比較して、きわめて安全かつ貯蔵性に富んでいる。」
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ITEM NAME | 化学装置 2018年4月号 |
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ITEM CODE | PAP201804-f~PAP201804-m |
PRICE | 1,848~22,176 円(税込) |