化学装置 2016年9月号

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【特 集】「製造現場から期待される声」
-こんな機能と性能を持つ機器・装置が欲しい/
こんな特徴を持つ機器・装置を開発したので使って欲しい-



大型のバガス原料糖化・発酵プラントにおけるユーザー/
エンジニアと装置メーカーとのコラボ

エプシロン 仁田 隆

粉体のシート化とTDS製法

王子キノクロス 八重澤 貴志

自転・超音波ナノ分散機「PR-1」を用いたCNTの分離散術

シンキー 高塚 隆之

環境重視のカーボンナノチューブ製造方法

日本エコカーボン 岡本 直也

8月号特集の後半



わが国の水処理技術の現状と動向(下)

日本ワコン 和田 洋六

一本記事



粉体プラントにおける粉じん爆発とその対策

BS&Bセイフティ・システムズ 那須 貴司

○技術トピックス○



熱風乾燥技術と振動搬送技術を組み合わせた
振動連続熱風乾燥機「ユーレルドライヤー」

日空工業、東京施設工業

動的クロスフローろ過で目詰まり解消!「セラミックロータリー」

ユーロテック

巻頭言



「当社の生きる道」-不透明な世界情勢とグローバル展開の狭間で-

スギノマシン 杉野 岳

インタビュー



多結晶セルの量産化を実現 !

ジンコソーラー社

連載



プラントエンジニアリング・メモ(107)

エプシロン  南  一郎

安全談話室(120)

化学工学会 SCE・Net 安全研究会

技術者のための創造力開発講座 (29)

飯田教育総合研究所  飯田 清人

化学分析 ・測定の基礎知識 (26)

名古屋市立大学  齋藤  勝裕

液体清澄化の今(9)超純水の微量金属成分の分析

日本液体清澄化技術工業会 クリタ分析センター 鶴巻 利英

例題で理解する粉体の基礎入門(6)粉体のレオロジー挙動

技術研究組合 単層CNT融合新材料兼開発研究機構 遠藤 茂寿

地球環境とバイオリアクター~基礎から応用まで~(22)

近畿大学 鈴木 高広

図解 化学装置(35)廃棄物焼却装置-サーマルリサイクル-

東洋大学  川瀬  義矩

創造革新化への「モノづくり」革新の取組み(3)

露木生産技術研究所  露木 崇夫

新化学化時代〔12〕

華和商事 村田 逞詮、王 伝海

情報ファイル, P&P Info., ミニ情報, 催物案内, コラム, 次号予告など。



【見どころ①】
今月号の特集の一つ『環境重視のカーボンナノチューブ製造』(岡本直哉氏)の“開発背景”では―?「大量消費社会がもたらした弊害は、地球上のあらゆるところに大きな環境問題を残してきた。特に温室効果ガスの排出による地球温暖化は、日本のみならず先進諸国をはじめとした地球規模の重要な課題となっている。この技術は、遡ること平成16~17年度北海道経済産業局 地域新生コンソーシアム研究開発事業が前身となる。当時プロジェクト管理法人に『(財) 室蘭テクノセンター』、研究事業の委託先として日本製鋼所、鹿島建設)・技術研究所、北見工業大学、東京工業大学、産業総合技術研究所が『バイオメタンのナノ炭素化技術及び炭素系複合導電材料の開発』と言うテーマの研究プロジェクトを行った。」「このプロジェクトにより開発された“バイオメタン直接分解装置”は、家畜糞尿由来のメタンガスを触媒により分解しCO2を出さずに、多層カーボンナノチューブ(以下、ナノ炭素という)と、水素の生成が可能である。現在、カーボンナノチューブ製造は、炭素源材料も製造エネルギーも化石燃料由来に依存しており、水素製造においても、水蒸気改質が主流で改質時にCO2が排出される。植物が大気中のCO2を光合成により吸収し、成長したものを動物の飼料として供給し、さらに食物連鎖により人間の食糧として循環していく過程に排出される食品廃棄物や残渣、畜産物廃棄物を発酵させてメタンガスとして取り出し、これらを燃焼して大気中にCO2として戻すのではなく、ナノ炭素と水素を製造する技術である。平成17年度でコンソーシアム研究開発事業が終了、以降の補完研究を株式会社日本製鋼所より当社が業務受託し現在に至り、研究開発および事業化内容は、ナノ炭素生成プロセスと触媒の精査、プロセス安定化、収率改善などコンソーシアム時のテーマをさらに進め、ナノ炭素の商用化を目指す事を目的としている。」「最近、わが国においても太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、バイオマスなどの資源が再注目されるようになり、経済産業省により、これらは再生可能エネルギーとして指定された。日本各地にバイオマス発電所が稼働し始めているが、バイオガスを燃焼させてタービン発電・売電利用しているのが現状である。更に国の買い取り制度により市場に出回ることなく、直接燃焼でCO2の発生源となっている。この燃焼より発生したCO2は、自然界に戻すことで農産物などのバイオマス原料が吸収し、増加(カーボンニュートラル)はしていないとしている。当社の取り組みは、大気中のCO2を農業生産物などが吸収し、廃棄物系バイオマスから、一般のメタン発酵装置により精製されたバイオメタンガスをメタン直接改質装置へ送ることで、例えば発電のための直接燃焼から大気放出されるCO2を固化回収することで、カーボンマイナスを指向しCO2削減にも貢献する。」と。…以下略…





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