OPTCOM 2015年7月号

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【特集1】: 『ケーブル技術ショー2015プレヴュー ~4K・8Kを見据えた伝送技術』

本特集では、6月10日~11日に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー2015」で展示される伝送系を事前取材した。
伝送系の流れはFTTH化だ。「GE-PON」と「G-PON」の比較が顕著だった昨年と比べ、今年は10G、40Gへのロードマップが注目されている。「直近で1Gや2Gのシステムを導入するにしても、将来対応が明確ではないベンダの製品は導入しない」というCATV事業者は多い。会場では「10G-EPON」の実証実験に参加している企業による解説や、40Gbps級「NG-PON2」の紹介も見ることができる。また、「2.5GbpsのGE-PON」という新たなシステムも登場したので、直近の選択肢としてチェックしておくのが良いだろう。
そのほかの技術トレンドとしては、「HFCと並存した段階的な移行」、「ネットワーク網の二重化・強靭化」「集合住宅への対応」といった従来からのテーマがブラッシュアップされている。「Wi-Fi内蔵型ONU」を提案する出展社も増えているので、比較してみるのが良いだろう。会場では昨年同様に「光コネクタクリーナ」を見ることができるので、発火トラブルやそれに伴う余計な工事を防ぐために「端面清掃の重要性」を知ることができる。また、アメリカのケーブルラボで注目されているプロアクティブ・ネットワーク・メンテナンス(PNM)をサポートする製品も展示される。

【特集2】: 『Interop Tokyo2015に見る最新の物理インフラ』

情報通信関連の専門イベント「Interop Tokyo2015」が6月10日~12日に幕張メッセで開催される。(※同展のカンファレンスは8日・9日。会場は大手町サンケイプラザ。)
本特集では出展製品の中から物理層に関するものを中心に事前取材した。技術開発の流れを知る上で重要な測定器ではCFP4対応の可搬型が登場。フィールド用途ではCFPの要求が増えているという。また、クラウドサービスとの連携を提供する測定器ベンダが増えているので、測定機能の強化やデータ管理に便利な機能をネット経由で利用することができる。
ここ数年で利用シーンの広がりを見せる光メディアコンバータでは10G製品のラインナップが増えている。同製品の流れとしては100Mからギガへの移行が大きいが、10Gの要求も増えてきているという。
興味深い試みとして、データセンタにおける物理層の運用術を紹介する出展社もある。Interop全体のトレンドとしてはクラウドやSDNの展示が増えているが、それを支える物理インフラが整備されていなければ信頼性の高いサービスは展開できないので、展示会場では各社の展示を見て物理インフラのトレンドを押さえていただきたい。

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【特集Part1】: ケーブル技術ショー2015プレヴュー ~4K・8Kを見据えた伝送技術

【特集Part2】: Interop Tokyo2015に見る最新の物理インフラ



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