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【特集1】地方におけるディジタルディバイド解消と
ブロードバンド加入者獲得に向けた取り組み
総務省が推進している「u-Japan政策」では、2010年までに日本国民の100%がブロードバンドを利用可能な社会を実現することを目指している。 2008年9月末現在で98.6%となっており、目標達成は時間の問題とも思えるが、残りの地域は人口が少なく収益が見込めなかったり、山間部や離島などインフラ整備が難しかったりと、2%弱をカバーすることに苦心している。そのため、国が地方自治体に補助金を出してインフラ整備のサポートを始めている。
この補助金を活用して、自治体が敷設した光ファイバを通信キャリアがIRU(Indefeasible Right of User:破棄し得ない使用権)のもとで借り受けたFTTHサービスを提供することで、デジタルディバイドの解消を図るケースが増えている。自治体は敷設した光ファイバを通信事業者へ貸し出すことで収益を得られる利点もある。
ここではFTTHと地域WiMAXを中心に、デジタルディバイドの解消とブロードバンド加入者増加に向けた取り組みを紹介する。
【特集2】デジタルサイネージと通信の連携
2015年の国内市場規模は1兆円超に上ると予測されているデジタルサイネージをネットワーク化し、広告メディアとしての価値を高める配信管理技術の研究開発に取り組んでいる。
「電子看板システム」「電子ポスター」「電子掲示板」「デジタルコンテンツ配信システム」など20以上の別称を持っているデジタルサイネージは、顧客に見合った広告をリアルタイムに提供できるという特長が注目を集めていることや、ハードウェアやネットワーク設備の低価格化により運営のコストが実用レベルに達したこともあり、市場規模はここ数年で30〜50%の成長を遂げている。今年1月に調査会社のシード・プランニングが発表した調査結果によると、 2008年におけるデジタルサイネージの国内市場規模は560億円に上っており、内訳は、表示装置やサーバ、通信回線費用などを含むハードウェア系が 311億円、ニュースや天気予報などの情報料や広告費などのソフトウェア系が248億円だったという。
今回の特集では、デジタルサイネージ分野における光伝送の動向を探ってみた。
【Special Report】40G/100G動向 光インタコネクション
「40G/100G動向」と「光インタコネクション」のレポート、下記5項目をまとめた。
●40G/100G動向
・ノーテル40G/100Gソリューションの最新情報
・空調方式OFDM、DP-DQPSK
・40G/100GbEトランシーバ市場
●光インタコネクション
・光インタコネクション用導波路技術
・テラビットにスケールする光インタコネクト技術
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ITEM NAME | OPTCOM 2009年3月号 |
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ITEM CODE | OPT200903-f~OPT200903-m |
PRICE | 1,395~16,744 円(税込) |