化学装置 2020年1月号

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☆新しい年を迎え、読者皆様の幸せと健康をお祈り申し上げます。
令和2年の干支は、子宝に恵まれ子孫繁栄と働き者のシンボル“子”。小誌編集子も実り多い年としたい。
 
☆2020年の最大のイベントは間違いなく東京五輪・パラリンピックだろう。東西南北、世界中から多くの人が日本にやって来る。はたしてそれらの人々には大都市“東京”がどのように映るだろうか。36年前の東京五輪の時は初めてのこともあり、また新幹線、高速道路、地下鉄、ホテル建設・・と街中至る所で工事が行われていて、さながら“戦場”のごとしだった。今回は会場の整備や格段に進化したインフラとお得意の“おもてなし”がどのように功を奏するか楽しみである。一方、環境面では、先のCOP25では嬉しくもない“化石賞”を受賞するなど、経済大国の1,2位のアメリカ、中国を含め、世界から非難の風を受けている。日本は多分に石炭火力による温暖化や廃プラによる環境汚染が目立つのだろうが、日本のエネルギー事情や環境対策、優れた環境保全技術を世界に発信していく必要もあるのではないだろうか。五輪ではありのままの日本を見てもらういい機会だろう。

☆今月の特集は、IoT,AI,Big Dataを活用してスマートファクトリーをどのように構築していくかを考えてみた。革新的なIT技術を生産活動に取り入れる流れが見えてきた。(T.I)

【特集】スマートファクトリーを実現する改革と実践


令和時代初めての新年を迎えて-DX基盤の実行に向けて-

筑波大学教育アソシエイト・梅田 富雄

スマートファクトリーを実現するポイントと改革シナリオ

日本能率協会コンサルティング・松本 賢治

IoT時代における化学プラントの制御システムと情報物理セキュリティ

横河電機・新井 貴之、仲矢 実

医薬品製造におけるIT/IoT/AI活用事例

ビジネスエンジニアリング・宮澤 由美子、志村 健二

インダストリアルIoTソフトウェアプラットフォーム活用によるスマート工場の実現

リンクス・菊池 雄介

〔P&Pインタビュー〕


設立50年、粉体技術でお客様満足度の最大化を目指すフルード工業
-混相流体の輸送・供給・分離で活躍-

フルード工業・鈴木 一大

カーボンリサイクル技術に関しての一考察

HyChemTechono技術士事務所・八木 宏

食品乾燥技術(中)

吉田技術士事務所・吉田 照男

巻頭言


芸術と粉体工学のコラボレーション

女子美術大学名誉教授・橋本 弘安

<連載>


図解 水処理技術 シリーズ 水処理技術の要点(24)
-シアン排水の処理-

日本ワコン・和田 洋六

燃料電池の化学工学-設計の基礎を学ぶ-(9)

東洋大学・川瀬 義矩

プラントエンジニアリング・メモ(145)
-変数に応じた配管圧力損失計算-

エプシロン・南 一郎

安全談話室(160)-応答の遅い制御系-それは警告サイン

化学工学会SCE Net 安全研究会

地球環境とバイオリアクター(49)
-地球温暖化により規模を拡大する地殻ポンピング運動が誘発する東北地方太平洋沖超巨大地震の直前予知

近畿大学・鈴木 高広

コラム
①‟地球温暖化“ 無論、物質としての‟石炭”に罪はない

環境・エネルギーアドバイザー 村田 逞詮

②カーボンプライシング

化学工学 SCE Net安全研究会・原 晋一





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