化学装置 2016年7月号

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【特 集】進化する医薬・化粧品製造技術



医薬品製造における封じ込め技術の進展

ファルマハイジーンサポート 島  一己

化粧品の最近の市場動向と技術傾向

近畿大学 鈴木 高広

封じ込め錠剤機を活用した高薬理活性医薬品製剤の製造

菊水製作所 大山  純

微生物量を短時間で自動計測する微生物センサと適用例

日本カノマックス 岩松 邦郎, シャープ 藤岡 一志, 富永 大河

“第29回インターフェックス ジャパン”展の見どころと「出展者リスト」

編 集 部

【食品製造に見る安全と安心技術】



食品製造プラント設計と設備(機器)選定(下)

吉田技術士事務所 吉田 照男

【研究室訪問】



わが国唯一の溶接・接合技術に関する総合研究所
大阪大学接合科学研究所・内藤研究室

編 集 部

□巻頭言□



化学工学から視た理学と工学の役割・連携

東京農工大学 山口 俊雄

○技術トピックス○



生産用噴霧熱分解装置

大川原化工機

ワイヤレスリアルタイムロガー「XperLog-GMP RF」

ジャパンマシナリー

〔新連載〕創造革新化への「モノづくり」革新の取組み(1)

露木生産技術研究所 露木 崇夫

【連 載】



プラントエンジニアリング・メモ(105)

エプシロン  南  一郎

安全談話室(118)

化学工学会SCE・Net 安全研究会

例題で理解する粉体の基礎入門(4)

大阪大学 内藤 牧男

液体清澄化の今(7) ウェッジワイヤーを用いた固液分離

日本液体清澄化技術工業会 東洋スクリーン工業 山内  学

図解 化学装置(32)

東洋大学 川瀬  義矩

技術者のための創造力開発講座 (27)

飯田教育総合研究所  飯田 清人

化学分析 ・測定の基礎知識(24)

名古屋市立大学  齋藤  勝裕

◇新化学化時代◇



「新化学化」における“モノのインターネット(I oT)”を考える

華和商事 村田 逞詮, 王 伝海

知っておきたい微粒子をめぐる世界(36)

種谷技術士事務所 種谷 真一

情報ファイル, P&P Info., 住所変更, セミナー情報, お知らせ, 次号予告。




【見どころ①】
微生物量を短時間で自動計測する微生物センサと適用例』(岩松邦夫氏)では、開発背景で、次のように述べている。
「あらゆる環境の空気中には微生物が浮遊している。微生物は、医薬品、化粧品、食品、飲料品などの品質へ多大な影響を与え、微生物汚染による健康被害が発生する恐れがあるため、これらの製造施設における浮遊微生物の管理は重要である。また、免疫力の低下により浮遊微生物を原因とする感染症への感染リスクが高まることが考えられるため、医療施設や福祉施設においては浮遊微生物濃度の管理が求められる。美術館や博物館、図書館などの文化財の保存においては、カビの発生を抑制することが重要とされている。」「従来、浮遊微生物の測定は培養法により行われてきたが、いくつかの問題点がある。一つ目は、サンプリングから結果が出るまで数日を要し、また、測定の自動化がなされていないことから、連続モニタリングを行うことが困難な点である。二つは、専門的で熟練した技術が求められる点である。そこで、高速で自動測定が可能で常時モニタリングが可能で、知識や経験がなくても安定した測定値を得ることが可能な微生物センサ“ Model 3070”を発売した」とその経緯を語る。詳細は本誌をご参照ください。



【見どころ②】
連載:「液体清澄化の今」の第7回目の山内学氏は、『ウェッジワイヤーを用いた固液分離』についての解説を行っている。すなわち、「金属スクリーン・フィルターには、織り綱(メッシュ金網),パンチングプレート(打ち抜き鋼板),ノッチワイヤー,焼結巻線ろ材,焼結積層金網,焼結金属不織布ろ材,焼結金属粉末ろ材,等々各種挙げられるが、本稿ではウェッジワイヤースクリーンを取り上げる。ウェッジワイヤースクリーンは主に固液分離,濃縮,分級,洗浄,などに用いられるが、ここでは固液分離に焦点が当てる。」「…同スクリーンは、逆三角形(楔形)の異形線を等間隔に並べた構造である。ワイヤーとワイヤーの間に矩形状に形成される目開き(スリット)は,表層に存在し,深層になるにつれ開口は広くなる。スクリーンの大敵である目詰まりは,ほとんど表層のみで起こる。いわゆる表面ろ過であるが、深層ろ過と異なり、表層の洗浄や逆洗浄により、処理能力を容易に回復できる。表面は平らであるので、引っ掛かりが少なく、固形物の滑りもよい。固形物が表面を滑る際に目詰まりも上京され、自浄作用も期待できる。一度目詰まりしたらスクリーンを排気・交換するのではなく、 洗浄することにより繰り返し半永久的に使用できるため、維持管理コストの削減と、廃棄物の削減につながる利点がある。(以下略)」。





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